▼エロスのストーリー1
DOT Diary 240 ★ エロスのストーリー - にん肉の巨人★ドーンオブタイタンズ
▼エロスのストーリー2
DOT Diary 241 ★ エロスのストーリー2 - にん肉の巨人★ドーンオブタイタンズ
だんだんと真面目になります(・ω・)
★エロスのストーリー3★
原作:ネットの皆様
脚本:肉夫
その後・・・
プシュケーの父親である王は、プシュケーがまだ結婚相手を見つけていないことを気にかけていた。
結果は深刻。「花婿にはいかなる人間も期待してはならない、プシュケーの花婿は、炎と鉄の爪で世界を苦しめるドラゴンのような生き物であり、全知全能の神ゼウスですら恐れさせる存在である」と言われたのだ。
王は非常に落胆したものの、お告げに従い、プシュケーに花嫁衣装を着せて、山に運んだのだった。。
山に到着したものの、突然発生した風・・・神の風によってプシュケーはあらぬ彼方へ飛ばされたのだっ。。
・・・彼女は、気がつくと宮殿の前にいた。宮殿の中に入っていくと、どこからともなく声が聞こえ、「自分の家のようにくつろぐよう」に言った。プシュケーは、その声が新郎の声だと理解し、その宮殿で暮らし始めたのだった。
しかし、新郎は常に暗がりの中にいて、その姿を見ることができなかった。いずれにせよ彼女は彼と結婚したのだ。
。。。お告げのとおり夫は世界を苦しめる野獣である。しかし醜い夫の姿を見ることは出来なかった。
なぜならば、夫は自分の姿を見るのを禁じていたからで、一緒に過ごす際は常に目を閉じていなければならなかった。
野獣とおぼしき夫は、毎日夜が明けるまえに寝床を出てきて、プシュケーと交わった。そのときですら、夫の顔は分からなかった。
時は流れ・・
彼女はまもなく妊娠した。
しかし、プシュケーはこの野獣を殺さなければと強く思っていた。【世界を苦しめるような生き物、、きっと殺られる!】
ある夜、夫が寝ている時を見計らい、オイルランプと短刀を手にしたのだった。
野獣の寝床でランプの明かりを灯した際、彼女が見たのは、、、、、
明らかに神託で告げられたような怪物ではなかった、、、今まで見たこともないような美しい生き物。愛らしい笑顔で寝ているその神々しい姿・・
つまりエロス、
プシュケーの夫は
エロスだったのだ。
元はといえば、アフロディーテの指示に従い、プシュケーを不幸にしようとしていたエロス。
誤って金の矢を自分に刺してしまった為、エロスはプシュケーに恋をしてしまった。
しかしエロスはプシュケーと結婚するわけにはいかず、プシュケーを宮殿にさらってきたのだった。
エロスのあまりの美しさに心を打たれたプシュケー、誤ってエロスに油を垂らし、彼を起こしてしまった!
そして
エロスはプシュケーに
姿を見られてしまったのだ。
プシュケーとの関係がアフロディーテにバレてしまうと、きっとヒドい事をされてしまう!
姿を見られたエロスは、窓から飛びだした!
そのまま、その場から逃げてしまった。
残されたプシュケー・・
自分の夫は怪物ではなかった。長い物語の末に、プシュケーは一目惚れするほどの愛すべき人を見つけた!
その後、彼女は宮殿を飛び出し、あちこちを彷徨い歩き、神々にとるべき方策を尋ねまわったのだった。
その4へ続く
プシュケーちゃん
▼こんな野獣じゃなくて良かったねえ(^◇^;)
肉夫
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