エロスはプシュケーに真の姿を見られて
【愛は疑いと一緒にいられない】
と言って逃げ去りました。
嘘はいかんのですね。やっぱり。
さて、どうなることやら・・
【ここまでのお話】
▼ エロスのストーリー1
DOT Diary 240 ★ エロスのストーリー - にん肉の巨人★ドーンオブタイタンズ
▼エロスのストーリー2
DOT Diary 241 ★ エロスのストーリー2 - にん肉の巨人★ドーンオブタイタンズ
▼エロスのストーリー3
DOT Diary 242 ★ エロスのストーリー3 - にん肉の巨人★ドーンオブタイタンズ
★エロスのストーリー4★
原作:ネットの皆様
脚本:肉夫
元はといえば、美の神アフロディーテが美女へ嫉妬したことから始まり、エロスが引き起こした今回の騒動。
実はエロスは、アフロディーテの息子だった。(注:エロスは原始の神だが、古代神話の中で立場はコロコロと変わる)
さて・・
宮殿から抜け出したプシュケーは、エロスと一緒になりたい為、意を決して、エロスの母アフロディーテの神殿へ向かった。
「何でもいたします、どうかエロスと一緒になるお許しを」プシュケーは、必死に懇願したのだった。
「この恥知らずな娘よ、エロスはまだ心の傷が直らず、寝室にこもりっきりだ。誰が主人か、やっと分かったようだな。おまえが本当に息子にふさわしいか、おまえの仕事ぶりを見て判断してやろう!」
女神アフロディーテは、言い放った。
▲そのときの模様はこちら
アフロディーテは嫉妬の鬼になり、プシュケーにひたすらイジメのような無理難題を浴びせたのだ。
まず目の前でプシュケーを痛めつけ、そして不可能と思われるような大量の苦役を命じた。しかしプシュケーは若く自立した強い女性であったため、その課題を自分自身で完了させていった。
途中で何度もあきらめかけ、自殺しようとまで考えるくらい熾烈な課題だった。しかし、そのとき遣わされた神々は彼女を憐れみ、完遂できるようにサポートし、なんとかこなしていった。
・・・・
アフロディーテが課した最後の任務。
それは、冥界に行き、ペルセポネから美を分けてもらうこと。しかし、「冥界にいく=死ぬ」ことなのだ。
プシュケーは、世界の果てまでたどり着いた。しかし冥界にいくにはやはり死ぬしかない・・・プシュケーは、今度こそ自殺するために身を投げようと高い塔に上るのだった。
このとき、塔から声が聞こえた。
自殺せずに冥界へ行く方法が告げられたのだった。実は冥界の女王ペルセポネもハデスとの壮絶な恋物語を経て、今の地位に辿り着いたのだった。この為、アフロディーテのやり方には反感を持っていたのだろう。
▼ハデスとペルセポネの恋物語(参考)
ギリシャ神話とタイタン⑥ハデス恋・最終章 - にん肉の巨人★ドーンオブタイタンズ
彼女は案内通りに冥界に行き、冥界の女王、ハデスの妻ペルセポネに出会うことが出来たのだ。そしてペルセポネからひとつの箱を受け取る事に成功する。
しかし、プシュケーが元の世界にもどり陽の光を浴びるとすぐ、箱の中にはどのような美の秘訣が入っているのか、好奇心を抑えられなくなってしまう。
そして彼女はその箱を開けてしまった!
箱を空けた彼女は
深い眠りについた・・・
一方、回復したエロス。
アフロディーテのところに行き母親に許しを求めた。そして再び、窓から羽ばたいていき、眠っているプシュケーを発見した。
そして眠りをかき集めて・・箱に戻し、、、、プシュケーを矢で突いて目覚めさせた。そして、箱を母親のヴィーナスのもとに届けたのだった。アフロディーテは苦虫を噛み潰した表情で渋々箱を受け入れた。しかし正式な結婚には頑として反対。
その後・・・
エロスは全知全能の神ゼウスのもとにいって承諾を求めた。
ゼウスはエロスの結婚に協力することを約束。プシュケーの美しさに納得しお似合いだと判断した。
ゼウスは強硬に反対する母アフロディーテの主張を退け、プシュケーに不老不死の霊薬を与え、2人は対等な神の存在として晴れて結婚できました。。。
エロスのストーリー完
長かった~w
さてさて
エロスさん2体目ゲットおおお~♪
▼どうもこちらの俳優が元になったなんて話もw
ちなみに恋と愛は違うものらしいですね
恋:相手の事が好きで、すべて奪ってしまいたい
愛:相手の事をいとおしくて、全てを捧げたい
だから
兄弟愛や親子愛と言っても
兄弟恋とか親子恋とは言わないそうな。
では、
LOVEはどちらなんでしょうか?
もしかしたら、両方意味するんでしょうかねえ~
LOVE しか知らない 英語圏の人からすれば
日本語って複雑ですよね~
糸売
コメント
コメントを投稿